クローズアップメンター・高橋かのん

cu-takako.jpg <私のキャリア>
 ------旅行業界から、心理カウンセラー&コーチへとキャリアチェンジした高橋かのんメンター。 どんな心境の変化があったのでしょうか。
目指すはひとつ  
関わる人の「いい顔をつりたい!

 はい。確かに、全く別の分野へ転身したので、劇的な何かがあったと思われることが多いのですが、私としては、とても自然な流れで、根本は何も変わってないんです。新卒の就職時から「いい顔をつりたい」というのが、私の根本です。そのアプローチの仕方が変わっただけなのです。

 

 そもそもそう思いだしたのは、エステでバイトをしていた大学生の頃から。お客様に「ずいぶん、やせてきましたね」とか「お肌がツルルツしてきましたね」と感じたことをフィードバックすると、お客様の表情がぱーっと明るくなって、すごく素敵になるのが印象的でした。そんなやり取りの中で、人の美しさって、確かに表面(外見)がきれいになるというのもあるけれど、内面からの輝き、いい表情(顔)がつくるのだと、実感したんです。

 

 そして、就職を考えるにあたり、内面の輝きに繋がる仕事がしたいと思いました。「いい表情」は「いい体験」で作られるのではないかとの思いから、旅行業界を選びました。特に、ホームステイは私も体験し、いい意味でのカルチャーショック(刺激)を受け、大きく影響を受けたキラキラした思い出でしたので、もっとたくさんの人に体験してほしいと思っていたのです。実際、働いていて、新たなものに挑戦しようとするお客様と接するのも、とても楽しかったです。そんな方々と関わることが好きなんですね。

 

 その後、ホームステイがポピュラーになった頃、海外短期アパートメントホテルの仲介の仕事へと転職しました。 「暮らすように泊まる」という新たな滞在提案が魅力でした。転職雑誌で募集記事を見て、「この仕事、私がやらなくて誰がやる!」なんて意気込みで応募したのを覚えています。思えば、職につくときには、そんな「これは私の仕事だ」という実感のような確信のようなものを感じています。うまく言えませんが、会社から任される仕事という枠ではなく、「社会において今私が果たす(貢献したい)役割」というような。このメンターバンクにおいてもそうです。

 

 旅行業界にいるときは、現実を離れた華やかな「ハレ」の部分で、お客様と接していましたし、そうしていたい自分もいました。けれど、出発までの期待と不安、行ってからのクレームなど、お客様の感情に数多く触れ、それを切っ掛けにカウンセリングやコーチングに興味を持ち、学ぶようになって、日々(日常)の中で何かに向かっている人に目が向くようになりました。そして、いい顔は、日々のコミュニケーションの中で作られるのだと思うようになったのです。特にカウンセリングにおいては、それまでのイメージが一転しました。カウンセリングを受ける方こそ、人生の課題に挑戦している(取り組んでいる)人なのだと感じるようになったのです。

 

 今の日本ではまだまだカウンセリングとコーチング(特にパーソナルコーチング)は両極端に特別な人のもの、というイメージが大きいように思います。そうではなく、どちらも自分がよりよく(自分らしく)なるためのツールとしてもっと気軽に利用してほしいと思っています。そして、このメンターバンクがそんな場所になれたらいいなと思っています。皆様とお会いするのを楽しみにしています。