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 こんなとき、どうする?
  BUSINESS RESCUE
<Question15>
     慌て者上司に振り回される    / 25歳 一般事務 としこ 女性
 慌て者の上司に振り回されっぱなしです。この間は、「この書類の内容が間違っていないか、確かめておいてくれ」といわれて渡された資料が30枚。急ぎだというので、1日かかるところを半日で終わらせて上司のところに持っていったら「あ、間違えた! こっちの資料だった」と別の資料を渡されました。こういうことが日常茶飯事で、本当にいらいらします。この上司のおかげでどれだけ無駄な時間を費やされたことか。おかげでもっと上の上司からは、自分が仕事能力がないように思われているよう……。
 <Answer>   担当メンター:東條 太郎  

<仕事の守備範囲を広げましょう>

 
 あなたの業務は、この慌て者の上司のサポート、いわゆる営業事務のようなものでしょうか。
 もしそうであれば、確認するべき書類を間違えたこと自体は上司のミスかもしれませんが、今の状況はあなたにも責任があります。あなたは、言われたことをきちんとやる=サポート と考えていませんか。
 視点を少し変えて、「慌て者」という部分を踏まえた上で上司の業務が出来るだけ円滑に進むような環境を作ることが自分の仕事と考えてみてはどうでしょうか。
 書類の例で言えば、まずは作業をする前に「作業するのはこのの書類で大丈夫ですか。」と事前にはっきりと確認します。もちろんそれでも「あっ間違えた!」は起こるかもしれませんが、事前にお互いに確認をしていれば、上司も「間違って申し訳ない。」と思うはずです。
 そして大事なことは、ここで「最初に、ちゃんと確認したではないですか。」とあなたのほうが先にキレてしまわないことです。出来たら、「書類はたくさんあるし、お忙しいですものね。」位の姿勢で、作業をしてあげてください。
 上司の性格によっては時間が掛かるかもしれませんが、この姿勢を続けることで、段々「本当にこの書類で大丈夫ですか?間違ったらもう作業しませんよ。」と冗談を交えて言えるような人間関係が構築されてきます。そして上司のあなたへの接し方は、「言われたことをこなす部下」から「自分をサポートしてくれる信頼出来るパートナー」へと徐々に変化してきます。同時にあなたの今の仕事への思いも、「慌て者に振り回されてイライラが溜まるイヤな業務」から、「慌て者の仕事を上手にサポートする大変だけどやりがいのある仕事」と前向きになってくるはずです。
  こうなれば、当然もっと上の上司も、「慌て者の上司」の仕事の環境を上手にサポートしているという事実はもちろん、「サポートという業務」に対するあなたの視点、考え方を評価するようになるはずです。

 以上は、正直なところ理想論です。「現実はそんなにシンプルではないし、うまく進まないのでは」と思われるかもしれません。

 ただ、次の2つのことは、是非覚えておいてください。

 @日々直接触れあう上司・同僚との間に、「仕事で必要なことは言い合える」人間関係を構築することで、自分の仕事環境がぐっと良好になる。
 Aやりがいや面白さを感じることが出来ない業務でも、視点を変えることで、仕事内容そのものを変化させうる。

 あなたの前向きなチャレンジを応援します。

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